昨年、沖縄県立博物館からの依頼を受けて調査、下見させていただいた

沖縄の重要文化財、首里城正殿鐘(沖縄津梁の鐘)の最後の撞鐘によばれ

行ってきました。NHKのスタッフがマイクを何本も据えて二回だけ限定で撞くことを

まかされました。鐘は毎日撞いていますがさすがに緊張しました。

収録された音はさすがNHKで、すばらしい音源になっています。

今後は博物館のこの鐘の横のスピーカーで自由に聞けます。

もう二度と鳴らさないそうで、最後の撞人になったかと感慨にひたりました。

↓昨年下見、材料分析などをさせていただいた時の画像です。

津梁の鐘の池の間には有名な沖縄津梁の文が彫文字されていて、

戦果をくぐり抜けた機銃掃射の貫通穴!が痛々しいのですが、

それにもめげず素晴らしい音で鳴ってくれました。しばし感動!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

沖縄平和祈念堂(糸満市)の記事へ

沖縄県立博物館の古鐘移動吊上げ ロープ撞木の記事へ

2022.8.5ニュース九州国立博物館で開催中の特別展「琉球」=「世界をつなぐ刻んだ梵鐘」

2022.8.16ニュース琉球鐘、豊前の小倉系鋳物師が製作か 長崎の寺の梵鐘と特徴酷似

Follow me!