6月13日㈭北陸で唯一ウイスキーの蒸留所がある砺波市の若鶴酒造で青銅鋳物製の蒸留器ポットスチルが除幕されました。

あしかけ3年若鶴酒造と老子製作所、富山県産業技術研究開発センターが協同で開発してきた初留器・再留器一対が完成お披露目されまました。当社の大型梵鐘製作のノウハウが余すことなく発揮できました。

・世界初の鋳物製蒸留器ポットスチル

鉛、重金属レス銅錫合金による大型鋳造を実現しました

・板金製の従来品に比べ耐久性が飛躍的に増し、短納期、ローコストを実現

・専門の蒸留液試験でも従来品を上回るフレーバーを実証

・鋳物の特性で断熱性、蓄熱性が上がり蒸留器の熱効率が断然良くなった

・製作では再現性が高く、形状の可変性においても三次元造型等を容易にします

・さらに錫の作用で新たに丸みのある味覚が期待できる

・命名を老子製作所の屋号老子次右衛門からZEMONと名付ける

・共同国際特許出願中

大きな可能性を秘めた当社の下町ロケット、大器の完成です。乞うご期待!

→若鶴酒造三郎丸蒸留所のホームページ 詳細解説

→ウイスキーマガジンのページ


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