五月末に鋳込みを行った大阪市のお寺様に梵鐘を納品山門鐘楼に梵鐘を吊り上げました。
門徒の皆さんは新装なったお寺を訪れる度にこの梵鐘の下を通ることになります。
このお寺様では戦前にあった梵鐘が70年ぶりに再興され、戦前の鐘楼を知っておられる門徒の方もおられ皆様感無量の表情でした。
吊り上げ完了の後、法要、皆さんが梵鐘を撞いてくださいました。
みなさんよい音だと言っていただき嬉しい帰り道でした。
この鐘には親鸞聖人の御真筆とされている「坂東本」の「正信念仏偈」の冒頭部分を忠実に彫刻しました。
ご住職の発案によるもので、当社でも始めてのことでしたが、朱までいれた彫刻は大変よくできたと喜んでいただきました。