オリジナルな手作りの世界『OIGO』へようこそ!
『老子』と書いて『おいご』と読みます。
知っている人は知っているけれど知らない人には珍しいかもしれません。
ずーっと昔からお寺の梵鐘(釣鐘)をつくっている会社です。
でも、それだけではないのです。
仏像・銅像・カリヨン・モニュメントもたくさんつくっています。
言い変えると梵鐘の専門メーカーで、鋳物の総合メーカーなのです。
江戸時代より培われた伝統工芸の匠
国内シェアの約70%近くを占める梵鐘の大手メーカーである老子製作所は、400年近く続く高岡銅器の歴史と共に数々の名鐘を全国に送り出してきた鋳物づくりのエキスパートです。
青銅をもって鋳造される梵鐘は、起業以来の造り方ですべてが手作りであり、鐘のスケールが大きいほどその工程は重作業です。
高岡銅器の鋳造技法の中でも最も古い双型鋳造法を採用しています。
昔は輸送方法がなかったため「出吹き」といって全国のお寺まで職人が出向き、境内で鋳造していました。
現在はすべて工場で製作していますが、量産品ではないため1つ1つが独自の寸法、模様、文字が入ります。
工芸士が数ヶ月を賭して完成させる鐘の音色には、1つとして同じものはありません。