本日の日刊工業新聞で発表がありました。
このたび㈱老子製作所と共同研究先である若鶴酒造㈱、富山県産業技術研究開発センターは公益財団法人りそな中小企業振興財団及び日刊工業新聞社主催、経済産業省中小企業庁後援の「第32回中小企業優秀新技術・新製品賞」において、「一般部門」の「優秀賞」を受賞しました。また、共同研究先である富山県産業技術研究開発センター副主幹研究員氷見清和氏が産学官連携特別賞を受賞しました。
老子製作所は「一般部門」に銅錫合金鋳造製ポットスチル「ZEMON」を応募いたしました。伝統工芸のノウハウを生かして世界初の鋳造製蒸留器を完成させたことや従来の板金製と比べて、短納期で製作が可能であり、酒質の調整可能、高寿命化、形状の再現性、省エネ効果等の多くの優れた性能を有している点が高く評価され、「優秀賞」受賞の栄誉に輝きました。32回を数える同賞の受賞は富山県企業としては3社目の快挙となりました。
・中小企業優秀新技術・新製品賞
中小企業が開発する優れた新技術や新製品を表彰することで、わが国中小企業の技術振興を図り、産業の発展に貢献することを目的に、昭和63年から毎年1回「一般部門」及び「ソフトウエア部門」別に新技術・新製品を募集し、「中小企業長官賞」、「優秀賞」、「優良賞」、「奨励賞」などを選定しています。